LINEスタンプや絵文字を申請したら「リジェクト」のメッセージが届いた!
どうしたらいいの?!
せっかくLINEスタンプや絵文字を一生懸命作成して申請をしたらリジェクトのメッセージが届いてテンションがた落ち。こんな経験はありませんか?
ここまで50回以上もリジェクトを食らったわたしがその経験をもとに以下をお伝えします。
リジェクトの経験数は50回以上と多いですが、注意点を理解したことで100作品を超えたあたりからほぼリジェクトはゼロになりました。
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LINEスタンプ・絵文字のリジェクトとは?
はじめに「リジェクト」について簡単に説明をします。
わかっている方は飛ばしてOK!
リジェクトの通知方法は2パターンです。
①LINE Creators Market に登録しているメールアドレスにメールが届く
②LINE Creators Marketのアカウントを友だち登録しているとLINEメッセージが届く
いずれかに届いた通知のURLからLINE Creators Marketの管理ページにログインするとなぜリジェクトされたのか理由がわかります。
LINE Creators Marketの審査ガイドライン(リジェクトになる理由)は公式ページの以下で確認できます。
審査ガイドライン – LINE Creators Market
ガイドラインを読んでもピンとこないと思うので、実際によくあるリジェクト理由にしぼってお話しします。
LINEスタンプ・絵文字のリジェクト理由ベスト5
私が受けてきたリジェクト理由を1つ1つ数え、5位から1位をランキングにしました。
LINEスタンプ、絵文字には画像のように8~40個の絵文字が含まれてパッケージになっています。
パッケージ内のスタンプや絵文字が複数の理由でリジェクトされることもありますが、それぞれカウントしました。
例えば…
001~008のパッケージで、001は理由○○、005は理由××でリジェクトの場合は2回とカウント
では、それぞれの理由と対策を見ていきましょう!
第5位「世界の異なる文化・習慣の観点」 7回
ハンドサイン(ピースなど、手や指で気持ちや言葉を示すもの)や、ジェスチャー(身振り・手振り)は日本では問題なくとも、海外では悪い意味に捉えられるものが存在しています。
特に親指を立てるサムアップは日本ではおなじみですが、一部の国ではNGとされるため、心配な場合は最初から表示情報の販売エリアを「日本」のみにしておきましょう。
「世界の異なる文化・習慣の観点」というリジェクト理由に関しては、具体的にパッケージ内のどの絵文字が原因となっているかは教えてもらえません。
LINE側から具体的に販売国から削除すべき国を教えてくれますので、従って再申請すればOKですが、極力避けたい場合は初めから販売国を日本に限定すればOKです。
第4位「同一パッケージ内で重複するもの」 8回
一つの絵文字パッケージの中に同じ絵文字(イラスト)が2つ以上入っている状態です。
単純な確認不足によるものですので、問題ないと思う方は読み飛ばしていただいてOKです!
パソコンで作業できる場合は一度にZIPファイル化してアップロードできるのですが、スマホ完結の場合は1つ1つ画像をアップロードしていくため、ダブってアップロードしないよう注意が必要です。
失敗しない確認方法はこちら。
- まずは作成したイラストの数を把握(例えば32個作成)
- アップロードしたイラストの数と作成したイラストの数が合っているか確認
- 最後にダブっているイラストがないか確認
- 更に心配な人は、作成したイラストとアップロードしたイラストを1つずつ照合
万一重複してしまった場合は、該当部分を教えてくれますので、該当のイラストを差し替えて再度リクエストを上げましょう。
第3位「背景の透過漏れ」「点状の取り残し」 9回
画像の保存方法の誤りや誤った描画、修正不足などによるものです。
いずれも背景部分の問題でしたので、1つにまとめさせていただきました。
厳密には背景の透過漏れが4回、点状の取り残しが5回です。
背景の透過漏れは、画像の保存方法を「透過PNG」にすることで解消できます。
点状の取り残しは背景に消し残しなどが残っている状態です。
こちらのイラストが極端な例ですが、背景色と近い色は取り残しをしやすいです。(例えば白い背景に白系の点の取り残し)
最後にLINE Creators Market でイラストをアップロードする際に背景色を変えると透過できているか、取り残しがないかをを確認することが出来ます。必ず自分のイラストで使用している色味と異なる色を選択し、確認をするようにしましょう。
第2位「視認性が悪いもの」10回
特に絵文字に多いリジェクト理由です。
絵文字の中にセリフなど、文字を使用している場合に多いケースです。
細かな文字や読みづらい文字はリジェクトの対象となります。
また、色が薄かったり、色が半透明など見えづらいなども同様の理由でリジェクトになる場合があります。
「誰でも読める」字や「はっきりと見やすい」イラストを意識すればOKです。
実際の絵文字でリジェクトされたイラストと、修正後のイラストです。
手描きの文字の方が修正後のバージョン。
手書き文字の方が審査に通りやすい傾向にあります(自分調べ)。
第1位「イラストの内部が透過されています」 14回!
ひえ~。こんなに多かったですか…。お恥ずかしい限りです。
これは簡単に言うと「塗り残し」がある状態です。
白い背景でイラストを作成する事が多いと思いますが、その場合は白い部分を塗残しやすいため、イラスト作成後は背景色を変えて確認してみましょう。
第3位の方法と同様イラストをアップロードする際にも背景色を変えて確認してみましょう。
その他のリジェクト理由
その他私が受けたリジェクト理由にはこのようなものがありました。
肌の露出が多いイラスト(裸の赤ちゃんなど)やその他モラルに反するもの・固有の名詞や記号などが入ったもの
すでにリリース済みの絵文字と似たもの
(色を変えるだけ、エフェクトを変えるだけ等の場合はこちらに当たる可能性が高いです)
その他、LINE Creators Marketの審査ガイドライン(リジェクトになる理由)は公式ページの以下で確認できます。
審査ガイドライン – LINE Creators Market
LINEの公式でもこんなページができていたのであわせてチェックしてみてくださいね♪
リジェクトを防ぐために事前に気をつけたいこと
リジェクトの回数を減らすために気をつけることは、「リジェクトされやすいポイント」を潰していくことです。
具体的には以下の点に気をつけ、またチェックをすると良いでしょう。
リジェクトを受けた場合の対応方法
リジェクトの通知が来た場合には、まずは理由をしっかり確認しましょう。
LINE Creators Marketの管理ページにログインするとなぜリジェクトされたのか理由がわかります。
指摘された箇所を確実に修正(画像の修正の場合は修正したものをアップロード)・確認した上で再度「リクエスト」を行います。
LINEスタンプや絵文字は手軽に作れますが、購入者ありきの立派な商品です。「確実に・丁寧に」修正を行いましょう。
まとめ:LINEスタンプ・絵文字のリジェクト対策
本日はLINEスタンプや絵文字がリジェクト理由や事前にできる対策、またリジェクトされてしまった場合の対処法をお話しました。
LINEスタンプや絵文字は商品で、良いものを届ける!という気持ちで「丁寧に」作成すればリジェクトの回数は減っていきます。
丁寧に・気長にチャレンジしてみてくださいね。
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